ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ポーランドのごみ処理

アパートの駐車場のわきに大きなごみ箱が置いてあります。 形も色も違うものが5種類。 これで、ごみを選別して捨てるようです。 まず、下のグリーンの巨大なBOXは生ごみを捨てる為のBOXです。 がっちりした金属の巨大な箱です。 下のプラスティック製の箱は…

TUMIのリュック

今回の旅行で一番活躍したリュックはTUMIのリュックでした。 毎日毎日、授業にも買い物にも小旅行にもこのバッグパックを酷使しました。 TUMIのリュック 週3日の授業に際し、テキスト、ワークブックと かなりの本、資料を持ち歩くことになります。相当な重量…

ロシアの飛地 ポーランドとリトアニアの間 

ポーランドの北側、バルト海に面したリトアニアとの国境に、ロシアがあるのをご存知でしたか。 私は、今まで全く知りませんでした。 世界地図なんて、めったに見ませんし、ソ連が崩壊した後、旧ソ連圏や東欧がいろいろな国に分離したのは知っていましたが、…

バッカス BACHUS お酒の神様

ジェロナグラはワイン祭で有名です。 お酒といえばバッカス。この街の旧市街にはバッカスの小さな像がいっぱいあります。 そんなジェロナグラの街の有名レストランの名前がバッカスBACHUSです。 ポーランド語で「バフウス」 場所も一等地。旧市街の中心にあ…

ベトナム料理 ジェロナグラの郊外の村のレストラン

ヒヌフ(CHYNOW)の村 17番のバスで街の中心から市民プール(Recreation Sports)を過ぎ北に向かうと10分くらいでヒヌフ(CHYNOW)という村に着きます。なにもなさそうな小さな村ですがその先のZAWADAやJANYにいく途中なので何度も通りました。 一度その村でバ…

クラクフのクリスマス・マーケット

ジェロナグラからヴロツワフを通りクラクフへ 2018年12月22日から23日にかけクラクフのクリスマス・マーケットを見に行きました。イェレニアグラのTさんと現地待ち合わせです。彼は、イェレニアグラからヴロツワフで乗り換えクラクフへ、私はジェロナグラか…

ステーキの美味しい焼き方

日本の牛肉は世界一高いのではと思います。 でも、霜降りの細かな油身の入り方をみると、芸術品です。 ポーランドの一般にスーパーで売っている牛肉はちょうど日本で手に入るOGビーフのようです。 ただ、パッケージに部位の名前と絵柄が示されていて一目で…

般若心経 漢字好きの受講生にお土産です

般若心経 2月に一時帰国した時に、般若心経の練習帳(100均で)を受講生のお土産に買ってきました。漢字がとても好きなコンピュータ工学の教授です。とてもマニアックで「漢字を読むこと」に特化して日本語を勉強しています。 この本を手渡したとき、まず…

サングラスが必需品です。 ポズナンの公園にて

5月18日 ヨーロッパではサングラスが必需品です。 特に、夏時間の時期になると、夕方なかなか日が沈みません。 ポズナンの街歩きをした時も、夕方、明るい太陽が長い時間低い高度で輝いています。 公園には人の長い影がくっきりと伸びています。 まだ、5…

ワイン祭 ジェロナグラ最大のお祭り

ワイン祭 2019年は9月7日から15日 ジェロナグラで一番観光客が楽しめるお祭りは「ワイン祭」です。 ほかに、お祭りがないとも言えますが。日本からもたくさんのツアーが来るようです。 ワイン祭の舞台は旧市街のメインストリート。 普段から、歩行者天国です…

ますの燻製

ポーランドに来てから7ヶ月、久々に魚を食べました。 今まで食べた魚といえば、NORTH FISH のしおだら、サンドイッチに挟まれハムと間違えて買ってしまったサーモン、受講生といった寿司屋のツナ、ワルシャワ中央駅のツナの巻き寿司、数えるほどしかありませ…

ポーランドの社会資本の充実 ジェロナグラで感じたこと エコロジー(火力発電 公共交通 サイクリング) 

(石炭)火力熱水供給を市内中心部の工場から(セントラル地域暖房) 人口14万のジェロナグラ市の中心部に石炭熱水発電所があります。たぶん、市内全域の熱水配給システムを賄っているのでしょう。 熱水発電所を、各地域にというのがこの国の発想のようで…

新しいバスステーション

新しいバスステーションが駅のわきに完成しました。私が初めてジェロナグラに到着した2018年9月にはまだ未完成。 それが2019年6月、私が帰国する4,5日前にようやく完成しました。 1週間ぶりに駅前まで足を延ばして初めて知りました。 これで市内を走るバスは…

ポーランドのいろいろなソーセージ

ポーランドは農業国。牧畜も盛んです。そのなかでも、ソーセージといえばドイツですが、ポーランドにも様々なソーセージがあります。 クラクフのクリスマス市の屋台です。どれも美味しそう。 血のソーセージ カバノス ごみのソーセージ 白カビのソーセージ …

ジェロナグラ大学 日本語公開講座 人文学部長へ来期募集の提案をしました

今期の状態 私の担当した2018-2019年度は今までの公開講座の中で一番人数が少ない講座となったようです。 そこで、来期、 人文学部長は日本語講座の受講生を大々的に募集をするとおっしゃられています。 メディア、インターネット、Facebookの大学のホームペ…

ケンタッキーフライドチキン ポーランドと日本、味は同じでしょうか?

強敵に挟まれたポーランドの店 ジェロナグラのフォーカスパークの2階にケンタッキーフライドチキンがあります。 フードコートにMac、ノースFISH、KFC3店が並んでいます。 真ん中のノースFISHはポーランドの会社、両側はUSA. 明らかに、人の並びが違います。 …

3本の旗 ジェロナグラの教会で

3本の旗 ジェロナグラで一番古いといわれている教会。 Grzegorz博士に案内していただきました。 教会のわきの付属の建物の壁に3本の旗が掲げられています。 一本は黄色と白。 二本目は薄いブルーと白 三本目は赤と白 三本目の赤と白の旗は解ります。 これは…

ジェロナグラの名品     オートマティックの時計 とてもいい時計です

旧市街の中心に老舗の時計屋があります。 3階建ての建物ですが、店舗は1階のみ。 どこの街にでもありそうな、でも多分街で一番の時計屋です。 ぶらっと中に入ってみました。みると真ん中のショーウインドに、ポーランド製らしい時計がありました。 「これは…

帰国 ジェロナグラからワルシャワ

ジェロナグラからワルシャワ ジェロナグラからオポ-ル 最後のポーランド鉄道旅行です。ジェロナグラからワルシャワは①北に向かいポズナンからベルリン-ワルシャワ線に乗り換える方法と②南を回りヴロツワフを通りワルシャワに向かう2つの方法があります。 …

カタール・ドーハから成田 シルクロードの上空を通り12時間

ポーランドのワルシャワ・ショパン空港からカタールのハマド国際空港まで約5時間。 ようやく、ドーハに着きました。 機内はヨーロッパ人ばかり。席は3人掛けの通路側。窓側と真ん中にはロシア人らしきカップル。途中機内食が出るのですが、男性のほうは食事…

魔女払いの鈴 ジェロナグラ大学人文学部長からいただいた記念品です

帰国の前日、ジェロナグラ大学のキャンパスBのトップである人文学部長にお会いしました。 学部長は歴史学の専門家のようです。 哈爾濱の黒竜江大学にいたことがあると話すと、即座に「満州ですか」と返ってきました。日本人でもなかなか、哈爾濱の地名がピン…

第二世界大戦のあと、ソ連がしたこと。

二つの国境線 Ⅰ カーゾン線 ソ連とポーランドの国境(現在の国境はほぼこのライン) これは第一次世界大戦に定められたポーランドとソ連の国境です。 しかし、この線は「第3次ポーランド分割」1795年・時のプロイセンとロシアの国境。ポーランドが侵略…

カティンの森 札幌にて

7月2日 ポ-ランドから千葉を経由しようやく、札幌に帰ってきました。 7月3日 なんと偶然にも、札幌エルプラザ4F大研修室にて北海道ポーランド文化協会主催の 「カティンの森」のビデオ鑑賞会が開かれました。 アンジェイ・ワイダ監督 2007年作品です。 彼の…

ジェロナグラの美味しいレストラン おすすめはアヒルの照り焼き

街を散歩していたら、受講生とバッタリ会いました。「なにをしているのですか」と聞かれたので「美味しそうなレストランを探してます」と答えたら、さっそく2軒,店を紹介してくれました。 1軒はバッカス。残念ながらそこは、休みでした。 もう一軒がゴール…

ジェロナグラでクラッシックのコンサートを  さすがショパンの国ポーランド

札幌にいたポーランドからきたピアニスト ポーランドに出発する前に、教会に「パイプオルガンのコンサート」を聞きに行きました。 演奏者は若いポーランド人。札響の今年のピアニストで、10月にポーランドに帰るので「さよならリサイタル」とのことでした。…

学生食堂にポーランド警察が

大学のキャンパスBには2つ食堂があります。 ひとつはメイン校舎に、もうひとつは学生寮に。 カツレツのキノコソース掛け 学生寮は、定食メニューがスープ付きで12ズォテイ(360円) 安くて、量もあり、その上おいしい。 こちらに、月曜、火曜、水曜と授業…

ジェロナグラ大学の名物博士 宇宙生物学の権威

このジェロナグラに大学に素晴らしい博士がいらっしゃいます。 どうして知っているのか。じつは、彼は日本語講座の受講生なのです。 最初お会いした時、「私は日本の文化にとても関心があります」「私の先生は山形の大学から、今は、盛岡の岩手大学にいます…

ジェロナグラ大学 日本語教室 最終報告

ようやく、6月19日最後の修了式が終わりました。 講座修了者 修了証を受け取った受講生は23名 ①初級Ⅰの1 16名 ②初級Ⅰの2 1名 ③初級Ⅱの2 4名 ④中級 2名 特別授業 3回 ①お箸の使い方 ②年賀状作成 ③書道教室 この3回の特別授業は書道教室以外は…

ジェロナグラ 今年は6月20日の木曜日が聖体の祝日です

聖体の祝日 今年の6月20日はここ、ポーランドでは「聖体の祝日」です。 ですから、どこの店も休みのはずです。 旧市街に出るまでの街並みを見ても、スーパーはどこも休み。レストランも休みです。 でも、ふと、思いついて以前受講生から紹介された中華レ…

ジェロナグラ大学 日本語講座 最後の最後の特別講座 書道教室を開催

今日は、修了式3日目、最後のクラスの修了式です。 先日、修了証書を作成するため、書道の道具をみたら、すべてのものが揃っています。 筆は20本近く、書道用の半紙はもちろん練習用の新聞紙まで。 そこで、最終日に修了式と並行で、「書道教室」を開催する…