ワイン祭 ジェロナグラ最大のお祭り
ワイン祭 2019年は9月7日から15日
ジェロナグラで一番観光客が楽しめるお祭りは「ワイン祭」です。
ほかに、お祭りがないとも言えますが。日本からもたくさんのツアーが来るようです。
ワイン祭の舞台は旧市街のメインストリート。
普段から、歩行者天国です。
私も休みの日には、うろうろしてました。春になると小さな催しをやっていて、人だかりがするときもあります。
12月 クリスマス・マーケット
イースターの時期には近在の村から人が集まり市がたちます。
上ははちみつを売る店
下はイースターのグッズ販売
最大のイベントは9月のワイン祭。
残念ながら私の任期は10月から6月中旬まで。
7月、8月、9月は学校も学年替わりの休み期間です。
9月のワイン祭は、写真でしか見ることができません。
受講生から帰国のお土産にもらった写真で様子を知ることができるだけです。
バッカスの像
歩行者天国のとおりのメイン交差点には大きなバッカスの像があります。
旧市庁舎の地下にあるレストランも名前はバッカス。
ポーランド語でBACHUS(バフゥス)。
街のあちこちにバッカスの小さな像が置かれています。
映画館の前にはカメラを構えるバッカス、電気店の前にはパソコンに向かうバッカス。もちろんレストランの前はお酒をあおっているバッカスです。
そんな像が30くらいあるといわれています。
ワイン公園
街の小高い丘はワイン公園です。
てっぺんにはパームハウスと呼ばれる、温室兼レストランがそびえています。
最終日、ドクターGに誘われパームハウスで食事とワインを、という算段でしたが行ったら締まっています。なんと、月曜日は休業。残念でした。
中腹はワインの木が植えられています。市民の憩いの公園。
頂上近くには「ILove Gierona」の看板が立てられています。
公園では女子高生が片手バク転?をしています。友達だ携帯で撮影しているので動画をアップするのでしょうか。
ワイン博物館
ワイン博物館には100年前のワイナリーが盛んなころの道具がたくさん展示されています。
中の展示物はほとんどドイツ語。
100年前、ワイン作りが盛んだったころ、ここはドイツでした。
博物館の前には、昔使った大きなワイン搾り器が置いてあります。
ビールはチェコ産が一番と言われているようですが、ポーランドの南方シレジア地方は山の向こうはチェコです。
国内各地にビール工場があり、銘柄もたくさんあります。
瓶ビールが主体で500ml。ひとりで飲むのに最適の量です。
ワイナリー
現在はほとんど生産されていないと言われていましたが、最近ワイナリーが復活してきました。
周辺部の村々、特にワス(las)からザブル(zabor)の間に広大なワイン畑があります。
ドイツの時代からこの地方のワインは「白ワイン」が定評があったようです。
知りませんでした。
プロチュキ(Proczki)の民宿で頼んだのは赤ワイン。
あの時、ご主人が奥さんの飲んでいるワイン(まだ明るい時間でしたが3時のお茶代わりにワインを飲んでいました)を指して「白ワインもあるよ」と言ってくれたのですが。
選択を間違えたようです。