ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

ジェロナグラ大学 日本語公開講座 人文学部長へ来期募集の提案をしました

今期の状態

私の担当した2018-2019年度は今までの公開講座の中で一番人数が少ない講座となったようです。

そこで、来期、

人文学部長は日本語講座の受講生を大々的に募集をするとおっしゃられています。

メディア、インターネット、Facebookの大学のホームページも活用すると思います。

多いときは100名を超す受講生もいたわけですから、来期は相当期待できます。

来期のスケジュール

人文学部長、仲介してくれるダレック先生、私の3人で来期の日本語講座の打ち合わせをさせていただきました。

私の提案は

①週3日を増やすことはしない

②既修者コースを1限から2限にふやす

③入門コースを4限から3限に減らす

です。

去年、既修者コースが1限しかなかったため結局、無理やり1限増やさざるえなかった実態を訴え、理解していただいたかと思います。

ただ、実を言えば私の前任者の方の時代は週7限の授業形態だったようです。

しかし、ボランティアで週7限はきつすぎます。

週に4日も拘束されます。

最初の3か月、月曜日、火曜日、水曜日は授業。

木曜日は疲れてアパートでゴロゴロ。

金曜日、土曜日は買い物。

日曜日は月曜日以降の準備という状態でした。

これでは、観光もできません。さらに、1限増えるなんてゾッとします。

来期メンバーの目算

来期の構成を考えると今期のメンバーが既修者としてあがるとして、

「入門」(新規募集者)

「既習1」(今年度の16名+1名)一応「げんきⅠ」8課?実質5課くらいまで履修済み

「既習2」(予備)前年以前の既修者が参加して既習1よりハイレベルの場合

「中級?」今年度の中級2名+初級Ⅱの2.2名+初級Ⅰの1.2名 合計5名

の配分とすれば週6単位で問題がないように思います。

1年間で30時間、このペースで4、5年で初級コースを終了、次のステップに進みます。

しかし、累計120〜150時間の学習で中級に進むのはハードルが高いようです。

今期、中級受講者は「上級への扉」という教科書を持ってきてこの本で勉強したいと申し出てきました。中身を確認すると、名前の通り、中級から上級へステップアップする時期に勉強するレベルです。

この教科書はちょっと難しすぎるかなという事で「中級の日本語」ジャパンタイムズに替えましたが、それでもハードルが高いようです。

これら2冊の本の長所は英文の解説がしっかりしている事でしょうか。

 

初級と中級を繋ぐ、そして、途中からでも参加できるトピック形式の本を探していたら、こんな本がありました。

 

中級へ行こう 日本語の文型と表現55 第2版

 

 

 

takky0116.hatenablog.jp

 

中級を学ぼう 日本語の文型と表現56 中級前期 第2版

中級へ行こう―日本語の文型と表現59