ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

バッカス BACHUS お酒の神様

ジェロナグラはワイン祭で有名です。
お酒といえばバッカス。この街の旧市街にはバッカスの小さな像がいっぱいあります。
そんなジェロナグラの街の有名レストランの名前がバッカスBACHUSです。
ポーランド語で「バフウス」
場所も一等地。旧市街の中心にある市庁舎の地下にこのレストランはあります。

おいしいランチ

値段は21ズウォティ。日本円で630円。スープに一皿がつきます。


かき揚

ジャガイモとにんじんの細切りを小麦粉に絡め油で揚げる。まさにかき揚げです。
でも、西洋料理、一味違います。
日本料理のかき揚げはあっさり味。それに、「天つゆ」か「塩」で味付けをして食べます。
あるいは、かき揚げ丼にしたりお蕎麦やうどんにのせて食べます。

でも、バッカスでは、かき揚げ本体に塩、コショーの味がしっかりついています。
逆にかけるソースが薄味。ヨーグルトのソースです。
味の濃いかき揚げにヨーグルトソースで西洋料理の完成です。

ここは、スープが絶品。黒のスープ皿に緑色のスープが映えます。その上にサッとオリーブオイル。


ピエロギ

ピエロギはモンゴル由来の餃子です。いまでは、ポーランドの料理として定着して、いろいろな素材を挟み込んだピエロギがスーパーでも売られています。
今日のバッカスのピエロギは「ひき肉とそばの実」のピエロギ。

ほうれん草のスープにオリーブオイルを加えたスープも鮮やかなグリーンと器の黒がマッチしています。

土曜日は特別メニュー

ピアノの生演奏付きです。
メイン料理は「牛肉」「鴨」「豚肉」「うさぎ」からセレクトします。
牛肉はちょっと高い、鴨肉ならゴールデン・ダックが本場、豚肉のKatletは学食の定番です。
そこで、「うさぎ」選びました。
味は?


北海道で鹿肉、秋田の阿仁町でクマ肉、オーストラリアでは鰐、なぜか千葉県の長浦ではカンガルーを食べましたが
「ウサギの足のソテー」は????
個人的には、お勧めしません。

でも、このレストラン、市庁舎の地下のワインセラーを改造して作られていて、歴史もあり、雰囲気は最高です。
ピアノの生演奏も最高です。
店も奥が広く、留学生の歓迎会も行われたようです。
お勧めです。

スピリタス [ ウォッカ 500ml ]