ポーランドのいろいろなソーセージ
ポーランドは農業国。牧畜も盛んです。そのなかでも、ソーセージといえばドイツですが、ポーランドにも様々なソーセージがあります。
クラクフのクリスマス市の屋台です。どれも美味しそう。
血のソーセージ
スーパーで「血のソーセージを」買ってきました。
ネットで調べたら、鍋に入れてゆがいてから、食べるようです。
早速、試してみました。
これがむつかしい。良い具合にゆがけてきたと思ったら、突然しぼみ始めました。
周りの袋が熱で破けてしまったようです。鍋の中にそばの実と赤黒いものがぷくっと出てきました。20センチはあったものが見る見るうちにしぼんで、半分くらいに。急いでお湯から上げましたが・・・・。
次に軽くゆがくことにしました。ところが今度は生臭い。熱が通っていません。一口食べて諦めました。
この血のソーセージ、ちゃんと料理をすれば美味しいのかもしれませんが、自己流で調理するのは難しそうです。
こんど、どこかのレストランのメニューにあったら、挑戦してみようと思います。
この味、日本で食べるのなら韓国料理の「スンデ」が一番近い味かもしれません。
見た目もほとんど変わりません。
スンデは通常もち米を入れるようですが、ポーランドで食べたのは、そばの実が入ったものでした。でも、基本は「豚の血」の味。
ここでも大陸は繋がっているようです。
カバノス
ポーランド発祥の豚肉でできた細長くて(太いのもありますが)乾燥したソーセージです。サラミのようなものです。
このソーセージは必ず冷蔵庫の中に常備していました。
スープに入れたり、油でいためたり、面倒な時はそのままかじってビールのつまみにもなります。
太さはまちまちです。細いものは鉛筆くらいのものから、普通のソーセージくらいのものまで。私は、マーカーくらいの太さのものが一番気に入っていました。細すぎるとソーセージの味がしなくて物足りません。太いと調理しないと食べにくそうです。
旅行の時には、リュックのなかに、カバノスとチーズとライ麦パンは必携です。
このカバノス、表示をよく見ると「何グラムのソーセージを何%乾燥させたか」「もともとは何グラムのソーセージであったか」がきちんと書かれています。その数値でカバノスの価値がわかるようです。
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ごみのソーセージ
透き通ったゼラチンの中に様々な肉の部位が細かくなって入っています。
Googleで翻訳したら「ごみのソーセージ」と翻訳されました。
「ごみ」ではなくっていろんな部位のあまりものを集めてゼラチンで固めたものです。
日本ではあまり見られないと思いますが、肉食文化の進んだ国では余すところなく調理に使うのでしょう。
もちろん味は良いうえ、とても安いものです。これは、現地でないと食べられないものかもしれません。
白カビのソーセージ
カバノスの周りに白カビがびっしり。カマンベールチーズの白カビと同じです。
普通のカバノスより少し高いようですが、ワインには合いそうです。
良く行くスーパーではフランス製品が売っていました。
その他にも
いろいろなソーセージを選び放題。
肉よりハム、ソーセージの方が加工してある分、その国の文化が表れているようで面白いものです。