ジャガイモの形をした国 ポーランド
「ポーランド」という国名は英語読みです。
ポーランド語では「ポルスカ」。
これは、「畠」や「森の中の草地」を意味する言葉からきています。
国土の90%以上が平野のポーランドは文字通り森と平原の国です。
森に囲まれた麦畑
牧草地
鉄道で国内を旅行しているとどこまで行っても同じような風景が続きます。
車窓から見えるのは、広い農地、なだらかな丘、森林のいずれかで、ときどき町や村の建物が目に入ってきます。
その建物の中には、教会の尖塔がひときわ高くそびえています。
ポーランドは東西・南北にそれぞれ600㎞~700㎞。
正方形近い形で、見方によってはジャガイモのようです。
面積は31万平方キロメートル。
日本が378千平方キロメートルなので日本の面積の約80%くらいです。
また、人口は3797万人(2019年)、日本1億2615万人。
日本の約30%くらい。
これは、ちょうど日本の65歳以上の高齢者の人口と同じくらいです。
島国で平野部の少ない日本に比べると、広大な平原に日本の30%くらいの人口の人が住んでいるので、街と街の間隔も緩やかで、とても牧歌的な雰囲気の漂う国です。