ジャウキ(家庭菜園)ポーランド
「ジャウキ」はポーランドの家庭菜園です。
ドイツの「der kleingarten」 「Schrebergarten」と同じ市民向けの賃貸農園です。
日本の賃貸農園は一般的に数年単位の賃貸のようですが、ポーランドでは果樹が植えられているところからみて、長期賃貸のようです。
広さは100坪くらいでしょうか。
フェンスでがっちりと4周を囲まれ出入り口には鍵が掛かっていました。
畑のすみにある小屋には農作道具なんかがしまってあるのでしょう。
少し大きめの小屋は小さなコテージかもしれません。
まだ冬なので何も植えられていませんが、春になれば、ここに野菜や花などを植えて、果樹にも実がなることでしょう。
家庭で食べる分くらいならこの「ジャウキ」の収穫で間に合いそうです。
日本でも農家の高齢化のすすむ時代です。
東京近郊などでも、農家の畑をきちんと区分けし都会のマンションや一戸建てに住んでいて普段土いじりをすることのない市民に、貸し出せばよいのにと思います。
個人で賃貸契約を結んで管理していくのは大変なので、ドイツのようにもっと法の整備をし、きちんとした団体を設立したうえで運営していけばもっと底辺が拡大するでしょう。
都会で働く人のストレス解消法としてこんな「ジャウキ」は最適です。
まあ、100坪もあると、高温多湿の日本では雑草の管理に追われ逆にストレスになりそうですが。