ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

ジェロナグラ近郊の村 Zaborから、さらに奥深くの山村    Proczkiで農家民泊

ジェロナグラからバスで東に向かいます。

40分。ついた村は、Zabor。

小さいけれど歴史のある村です。

 

村には広々とした庭園のある領主の館が。

停留所の前には食料品店も小さいながらも、2軒。

https://www.instagram.com/p/ByBCBw9oQ9i/

Zaborの領主の館。

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その村から、さらに、歩くこと3㎞のところが、目指すProczki。

バスを降りて、まず道を聞きました。

若い人は英語がわかるはず。

ということで、まず、領主の館にいた中学生の女の子をつれた男性に道を尋ねました。

残念ながら、その人は、この村の人ではないとのこと。いっしょに、地図をひっくり返して考えてくれました。

次に、20歳くらいのカップルに。

道案内の詳しい話になったら、ポーランド語。

ポケトークで通訳。バッチリでした。

「あの白い家のところを左に曲がります。池もあります。」

 

そのとおりに行ったら、そこは砂利道。木も生い茂って怪しい感じです。

聞き違いかと思い、少し先の別の白い家をめざしたところ、途中の家から若い男性が。

聞いたら、さっきの道が正解。途中まで一緒に自転車を引きながらついてきてくれました。

彼は年齢21歳。高校を卒業して家の手伝いをしているとのこと。

Proczkiのワイナリーに宿泊するといったら、「ワイナリーはあるけど、小さい村で家が6軒しかない」と笑いました。「ワイナリーならZaborの手前に大きなワイン畑と立派なワイナリーがある」とも言いました。

ちょっと、心配にもなったのですが、地図にはちゃんとブドウの絵が。

これはワイナリーの表示です。

 

歩きながら、大学で日本語を教えていると話したら、少し日本語を知りたいというので

「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」

(この3つしか私はポーランド語を知りません)を教えたら、

ポーランド人には面白い言葉に聞こえるのか、大笑いしていました。

 

湖の脇をとおり、麦畑をよこめに、さらに山林をこえると、ようやく遠くに赤い屋根の建物が。

村にはいったら、とおり一本に家が9軒ほど。

一番手前の農家がめざすワイナリー。でも、山村の農家で、ワイン畑は見当たりません。ただの農家かもしれません。

部屋に案内され、しばらくしてから、夕飯を頼んだら、「ありません」とのこと。

そういえば、booking.comで、バーベキューの火は予約なしでOK!とあったのです。

火はあるけど、食材は自分持ちということでした。

仕方ないので、ワインを注文。「赤と白どちら」と言われたので赤ワインを注文。

農家のご主人が「アルコール」と大きく書かれた倉庫のドアをあけ、持ってきたのが「ラベルのない赤ワイン」

はじめて飲みました。

https://www.instagram.com/p/ByAhNWtIJWy/

湖を過ぎ、麦畑を通りやっと、遠くに村が見えました村の入口。右隅に標識が。

 

ワインをあけると「干し草の香り」が。でも、農家ですからどこでも干し草の香りがします。

ワインは普段のまず、ポーランドでもビールばかり。でも、美味しいと思います。

夕飯は、ワイン1本。

翌日の朝食は「コンチネンタル」とサイトにあり、パン2種類、バターひと塊、スクランブルエッグ、グランベリーのジャムカップ1杯、チーズ2種、ハム、それに紅茶。

大量です。

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朝から晩まで

鳥のこえ、風の音しか聞こえません。ときたま、ポーランド語が。

そんなところで、一日すごしたのも貴重な一日。

 

帰りは、そこの家で飼っているイヌが、いっしょに歩いて見送ってくれました。

 

宿泊料 36ズォテイ

ワイン 35ズォテイ

朝食  20ズォテイ

バス  15ズォテイ

往復6㎞のウォーキングつき。

 

今度行くときは、食材をかついで行きます。

 

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