ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

ポズナン(ポズナニ)に一泊旅行 素敵な街並みと聖マリアのイコンとの出会い

2019年5月17日

 

聖マリアのイコン

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黒いマリアのイコンの式典


天気が良かったので、ポズナン旅行を思い立ちました。

ここジェロナグラからポズナンまで列車で約2時間。

ちょうどヴロツワフと同じ距離の中世の雰囲気を残した街です。

 

968年から1038年までポーランド最初の首都として栄えた古都です。

街の情報は生徒のT夫妻の奥さんから。彼女はポズナニ出身です。

 

 

 

旧市庁舎 

  

旧市場広場に旧市庁舎があり、毎日正午になると仕掛け時計の窓からヤギが2匹現れ角を突き合わせてケンカする。この仕掛け時計は必見で、このヤギが街のシンボルになっているとのこと。

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確かに、街のいろいろな店のマークにケンカをしているヤギがモチーフとして使われていますし、街角には大きな金属製の像があって、みんなが触るため像が金色に光り輝いています。きっとなでると何かご利益があるのでしょう。

 

広場の周りの店も趣があり、観光地ずれしていない雰囲気にも好感がもてました。

 

レストランもクラクフより安いと思います。

 

旧市場広場の周辺の観光地ど真ん中のレストランで朝のコーヒーが330円、昼のランチがスープとカルボナーラで750円、ディナーも豚肉のカツレツ900円、スープが360円、ミネラルウォーターが210円税金込みで1,512円。ジェロナグラと変わりません。

ディナーを食べたレストランは観光案内所で貰ったMAPにも載っている店です。

 

赤い鶏のマークで素敵な感じの店ですが、店の名前をグーグルで翻訳したら「農村食品」となりました。

 

 

 

ポズナニの教会

 

これが、今回の旅行を決断した理由です。

「黒い聖母」として有名なポーランドクラクフ郊外のヤスナ・グラ修道院に納められているイエスキリストを抱いたマリア像の絵画(イコン)がポズナンの司教区の教会にしばらくの間、置かれることになったので、ぜひ見に行かれたらとのアドバイスを受けました。

 

5月18日の12時にイコンを運び込む式典があるとのこと。

場所は旧市場広場から5番トラムで10数分、駅の数で8つめ。トラムを降りると20人くらいの尼さんが同じ方向に向かっています。そのあとをついて無事教会に到着。

 

1時間ほど待って式典が始まり司教たちに担がれたイコンも見ることができました。

 

しばらく、ポズナン大司教区の教会にイコンは置かれるとのこと。国宝級のイコンで、ワルシャワからはクラクフ郊外の修道院よりずっと交通の便のよいポズナン

 

是非とも、近々ポーランドに来られる方はここで「イコン」を見られることをお勧めします。

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黒いマリアのイコンの式典


司教のいる段の中心にイコンが置いてあります。

かなりの人が集まりました

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