ミサはロック ポーランドのカトリック教会
y。
当然、教会の礼拝の音楽はバッハのマタイ受難曲やミサ曲ロ短調のような荘厳な雰囲気に満たされていると思っていました。
(もっとも、ルターの没後140年ごろに東ドイツに生まれたバッハは当然プロテスタントですが)
ところが、私のアパートの向かいの教会、日曜のミサになると、道路に面したスピーカーから素晴らしいポップスが流れてきます。
張りのある素敵な女性の美声です。
ちょっと聞いているとK-popのようなメロディー。
かなり、聞きごたえがあります。
カトリック法王のロックアルバム
現カトリック法王、フランシスコ法王は2015年にロックアルバムをリリースしています。
アルバム名は「ウエイク・アップ!」
カトリックの頂点にいる法王が無類のロック好きなので、全カトリック教会も右にならえなのかも。
Papa Francisco Wake Up! Go! Go! Forward! (Official Lyric Video)
ポズナニの教会での「黒いマリア」の式典
ここでも、市電の停留所から教会に向かう途中で大音量のロック音楽が聞こえてきました。
まるで、これからロックコンサートの会場に向かうようです。
ただ、ちょっと違うのは周りにたくさんの修道女が。彼女たちも私と同じ方向に向かって歩いていることです。
「黒いマリア」の入場を待っている間の音楽もノリの良いロックやポップスが流れてきます。
その合間に、司祭の厳かなお言葉が。。全くポーランド語が解りませんが。
音楽を流すスピーカーは日本のYAMAHA。
さすが、信頼のYAMAHAです。
こんなところで日本製品を見るとうれしくなりますし、YAMAHAのスピーカーを選ぶなんてポーランド人のセンスの良さがうかがわれます。
クラッシック音楽の浸透しているお国柄ですから、音にもうるさいのでしょう。
ポズナニの夕暮れ(午後9時頃)