小旅行 イヲーバからジェロナグラまで、帰りはディーゼル車で1時間ちょっとです
イヲーバの駅は戦前のドイツ時代からの赤レンガでできた建物。建物はあるものの駅員はいません。無人駅です。
線路は・・・・まっすぐです。
ポーランドで最初に感じたこと、鉄道がまっすぐ。どこまでも直線です。
街と街を直線定規で結んで、それが即、線路。
そんな感じです。
ですから、この駅も列車が来る方向、行く方向どちらも直線。
(ワルシャワからポズナンの間も大きな分岐点が一か所あるだけ)
駅舎も古いままですが、日本と違い駅前広場、駅前商店街、駅前住宅地、そんなものはありません。
ただ、砂利道と うらびれた空き地があるだけ。
下の写真が駅から街に続く道です。この先に立派な公園や街があるなんて思いもしません。
私の泊まった立派なホテルはここからたった100mのところです。
主要鉄道(PKP)に乗っていても、普通の駅はどこも、街が見えません。家がポツン、ポツンとあるだけです。
遠くに教会の尖塔が見えるのでその辺が街の中心地なのでしょう。
日本でも、秋田県能代市の能代駅は奥羽本線から一駅入っています。奥羽本線の駅は東能代という小さな駅です。
青森県の八戸駅も昔は町の中心から外れていたと聞いたような気がします。
そんな、イメージなのでしょうか。
ここの鉄道は地方鉄道です。
Lubusukie と書かれています。これは「ルブシュ県」の県営鉄道です。
今回は、最新型の車両でした。1両編成ですが日本の地方でよく見る淋しい1両編成とは違います。
かっこいいディーゼルカー。真ん中のドアから入り、入ったすぐそばが洗面所。前部と後部の両方に椅子席があります。
最初、一番先頭の椅子席に座ったのですが、そこは車掌の席でした。
そこで、車掌から切符を買い(16.1ズォテイ=480円)逆の後ろの席に移動しました。
席はほぼ満席です。
来るときはバスで村々を縫うように移動してきたのですが、帰りは一目散。
あっという間に、ジェロナグラに到着。
駅の少し前の踏切で気が付きました。この線路、私のアパートの裏を走っている線路でした。この踏切の周りの林は私の林間散歩コースです。