Snow Miku 2020 札幌雪まつり
初音ミクは札幌が生んだ世界的なスターです。
海外でもこのキャラクターはしっかり浸透しています。
そんな中で雪祭りのシーズンに合わせ様々な催しが開催されます。
「SNOW MIKU」2020
2020.2.4から2.11
「雪ミク」が北海道を応援するフェスティバルが今年も開催されます。この企画は「初音ミク」を企画開発したクリプトン・ヒューチャー・メディア株式会社が札幌市にあることから、2010年以降毎年開催されています。
雪ミクとは
「雪ミク」とは北海道を応援するキャラクターです。雪ミクが主役のフェスティバル「SNOW MIKU」は毎年北海道で開催されています。今年の衣装テーマは北海道の雪をイメージした「楽器」です。
雪ミク電車
「雪ミク」仕様に描かれた路面電車が冬の期間札幌市内を運行します。
雪ミク雪像
札幌雪祭り大通会場11丁目内に今年も雪ミク雪像が登場します。
展示・グッズ販売・ワークショップ
2.8から2.9 札幌ファクトリー
このキャラクターが2010-2011年の雪ミクの最初の衣装テーマです。
今年はこれ。
北海道の雪をイメージした「楽器」です。
1月18日現在のSNOW MIKUの雪像、建設現場です。
周りに雪はなく鉄骨の骨組みだけ。
でも、雪は十分確保してあるそうです。
Przrtok(プシトク)の村 ジェロナグラの近郊
4月4日 天気がとてもよかったので、プシトクの村まで足を延ばしました。
ジェロナグラから8km、人口600人余りの小さな村です。
ここには、この近辺で唯一と思われる「ゴルフ場」があります。
そういえば、ポーランドに来て、ゴルフ練習場やゴルフ場は見たことがありません。
飛行機で上空を飛んでいても、あの醜悪なゴルフ場なんか、いっさい見当たりませんでした。
ですから、人口14万のこのジェロナグラにもゴルフ場はここだけ。
この国はほとんどがヨーロッパ大平原に位置するので、どこでもゴルフ場が作れそうなのですが。
広い野原を小さなボールを打って歩き回るスポーツが日常の生活と同じでつまらないのかもしれません。
ただ、この小さな村には似つかわない立派なパレスがあります。
1860年代に造られたパレスです。
今は青少年のための宿泊施設になっているようです。
池のほとりに立っていた看板を発見し、方向案内板も見つけたのですが、
この日は、村の道路端にあるきれいな小池のベンチに座って久しぶりの暖かい春の日差しをのんびりと浴びて帰宅しました。
かもが二羽遊んでいます
「連理の枝」イヲーバ公園 ポーランド
イウォバ
ポーランド 〒68-120
https://goo.gl/maps/Q3vzufJJVLjAWTsS7
イヲーバの公園を散策していたら、突然、公園の管理人らしい人に呼び止められました。
作業服を着ているところから、植栽の管理をしている人のようです。
私が木々の写真を撮っているのを見て、「そこじゃないよ」と言っているようです。
彼がついて来いと言うので、後をついて大きな木の下をくぐっていきました。
彼が指さす2本の大樹を見上げると、高い枝が上の方でつながっているように見えます。
根元も2本の木がくっついています。
「連理の枝」といえば、チェ・ジウとチョ・ハンソンの映画が有名です。
2本の樹木の枝、あるいは1本の樹木のいったん分かれた枝が癒着結合したものです。
この2本の枝が他の枝と結合する様が「吉兆」とされ「縁結び」「夫婦和合」の象徴として信仰の対象になることもあるそうです。
ここポーランドではどのように考えられているのでしょうか?
ちなみに北海道では乙部町のかつらの木、函館の白木神社のとちの木が有名だそうです。
ライ麦のパン ポーランドのライ麦パンとはだいぶ違いますが、簡単です
日本に帰って思ったこと。
パンが味気ない。
普通の日本のパン、ふかふか過ぎます。
食パンなんて空気を食べているようです。
ポーランドのがっつりした重いパンが食べたい。
そんな思いから、ちょうどあったパン焼き機で「ライ麦パン」をつくってみました。
これが、大成功。
小麦50%ライ麦50%のハーフですが、ちょうどいい感じに焼きあがりました。
レシピ
小麦粉 125g
ライ麦粉 125g
バター 10g
砂糖 大匙2杯
スキムミルク 大匙1杯
塩 小匙1杯
水 200CC
これで1斤
下が完成品です。
これはポーランドでイースターの前に近郊の農家が出す屋台で買った本場のライ麦パンです。
パン屋で売っているものより更にずっしりとした重量感のあるパンです。
一本を半分にしてもらい買ったのですが400円くらい。
ポーランドのパンには雑穀がふんだんに入っています。
縄文時代のクッキーのように、パンは雑穀を固めて食べる手段と思えるほどです。
日本はお米という万能の素晴らしい穀物が入ってきたため、雑穀を食べる文化が廃れてしまったのかもしれません。
2作目は「ライ麦」にたまたま家にあった「えごまの種」を入れてみました。
でも、えごまはちょっと味に癖がありすぎるかも。
3作目はえごまを減らし「ゴマ」を加えてみました。
今後、手に入るいろいろな雑穀を加えたパンを作ってみようと思います。
バスの終点の停留所から歩いてみました。(ドロシュクフからワスまで)
バスの終点の駅、ドロシュクフ(Doroszkow)からワスという村まで歩いてみました。
道はこんな簡単な表示板の地図を頼りに。
看板の蜂のマークは養蜂場、ブドウのマークはワイナリーです。
(後日、この看板で見つけた「Proczki」の農家に一泊の小旅行をすることになりました。その時は別のルートで、Zaborまでバスで行きそこから歩きました)
5月なので、天気の良い日は暖かいのですが、この日はあいにく天気予報でも午後から雨が降るとの予想です。
肌寒い曇天のなか、ポーランドらしい何もない一本道です。
バスの終点はスーパーが2軒と何軒かの農家、
少し行くと、家が点在する中に教会がありました。
でも、500mも街道を進むとあとはこんな何もない道が続くだけです。
昔々、北海道の当麻の鍾乳洞から層雲峡に向かってヒッチハイクした道がこんな感じでした。
今は、鍾乳洞自体もすっかり観光地化してしまって当時の面影もないのですが。
4キロほど歩くとようやくワスの村に入ります。
ワスの街の街角にこんな看板がありました。
これは、この方向に向かうと船着き場にでて、渡し船があるという表示です。
電柱にあるのは、ポーランドの国旗。
田舎に行くと、普通の平日でも、家の軒先に国旗が掲げられた家が方々に見受けられます。
これも、愛国心の表れでしょうか。
こんな道を歩いても仕方ないのですが、やっと春になったので運動がてらのハイキングでした。
ジムでトレーニングマシンの上をテレビを見ながら歩くよりはましかもしれません。
バスの利便性 人にやさしいポーランドのバス
ジェロナグラの交通マナーは日本以上に素晴らしい。
横断歩道に人が立っていると必ず止まってくれます。
ほんと、申し訳ないくらいです。
そんな中、テレビのワイドショーで名古屋の市バスで二人乗りのベビーカー
をバスが乗車拒否したという記事が流れました。
外国のバスに乗った経験は観光バス以外では①中国黒竜江省哈爾濱②ポーランド、ジェロナグラ③ハワイでワイキキからパールハーバーまでの3回くらいしかありません。
中国・哈爾浜のバス
最悪です。初めて乗った時、一番先頭のドアから乗り、プラスティックの料金箱に2元のお札を入れるのですが、お金を入れた瞬間にスタート。
どこにもつかまっていなくて、危うく転びそうでした。
最初のバスでの厳しい洗礼です。
発車してからも、クラクションをしょっちゅう鳴らしてうるさい上、頻繁に車線変更をするので、そのたびに体が振り回されます。吊り輪をしっかり持って体を支えなくてはならず、体幹を鍛えるのはちょうどいいかもしれませんが、、、
一度、韓国人とロシア人と連れたち市営バスで市内観光に行ったのですが、帰りはロシア人の女子学生はみんな、バスを嫌がり地下鉄で帰っていきました。
そんなバスですが、いつも満員です。座ることができれば少しくらい振り回されてもいいのですが、吊り輪をつかめれば良いほうなぐらいのすし詰め状態。
中国の人口の多さを実感します。
勿論、そんなバスなのでベビーカーなんて見たこともありません。
バスの中で赤ん坊を見た記憶もありません。
もしかしたらあんな危険なバスに子供を乗せるなんて考えもしないのかもしれません。
構造上も入り口は狭い上、3段ステップで、ベビーカーが入れる余地はありません。
日本・新潟のバス
哈爾濱の空港から新潟空港までたった2時間半くらい。新潟空港から駅まではバスで移動しました。
中国から日本。とりわけ「日本っぽい」新潟です。
バスの運転手の丁寧なこと。出発する前に必ずアナウンス。
十字路を曲がる際もアナウンス。乗り降りも注意事項を丁寧にアナウンス。
まったく安心です。乗り降りする際すこしもたもたしてもバスは止まったまま。
乗客の安全が解ってからおもむろに出発します。
2時間の差でこの文化の違いには少し笑ってしまいました。
多分、この街では双子用のベビーカーがあっても、運転手が介助してのせてくれるのだと思います。
瀋陽出身の中国語の先生が以前「中国人と日本人は一目でわかる。中国人の方が目が素早いから」と言っていた意味が良くわかります。
中国では一瞬でも気を抜くことができません。
信号が青でもちゃんと自己判断で周りに気を配り行動していないと、どこから自動車が飛び出してきてクラクションを鳴らされるかわかりません。
そんな、世界で暮らしていれば「目も素早く」なります。
名古屋のバス
1歳の双子の母親が乗車拒否されたことをSNSに投稿し話題となりました。
市役所に行くため混んだバス3台を見送ったのち、空いているバスに乗ろうとし、乗車用ステップの利用を申し出たが応答してくれなかったという話です。
名古屋市の交通局では、混雑時には2人乗りのベビーカーは折りたたんで乗車するようにお願いしているということです。
難しい問題ですが、2人乗りのベビーカーでバスを利用すること自体がむつかしいのではと思います。二人赤んぼを抱えて、更に折りたたんだベビーカーを持ち、荷物を手にして行動することが想像できません。
タクシーは首が座っていないので利用できないとのことのようですが、介護タクシーなどの活用を考えるべきなのではないでしょうか。
掛かった料金は別途優遇策を行政が考慮すればよいのでは、と思います。
ポーランド・ジェロナグラのバス
かなりのバスが「電気自動車」です。
乗り降りは「前部」「中央部」「後部」どこからでも自由です。
一番広い出入り口は中央部。
ベビーカーなど悠々の開口部です。
特筆すべきは、サスペンションが空気圧で調整できること。
ですから、停車すると歩道側のサスペンションの空気を抜き車体を傾けます。
低床式のバスが、ますます傾くことにより、歩道との段差がほとんどなくなります。
この傾きも、何段階かあるようで車いすやベビーカーを乗せるときは目いっぱい低くしているようです。
車いすやベビーカーで運転手が介助するのは見たことがありません。
たいてい、前後の乗客が気軽に手助けをしています。
そして、乗ったすぐそばに車いすやベビーカー用のスペースが広くとられています。
時たま、そのスペースには大きな犬がくちわをして寝そべっています。
正面に車いす用のスペースを示すマークがついています。
バスの正面に乳母車と杖を突いた人、車いすのステッカーが貼ってあります。
杖を突いた人も良く見かけます。私もそのうちの一人でしたが。
ドアは普通、運転手が開けてくれますが、開かないときは黄色のボタンを押して開けます。
その右にはブルーの車いす用の専用ボタンがあります。(押したことはありませんが)
ビーツの料理(ポーランドではスープが一般的です)
ポーランドでは、ビーツのスープや付け合わせが定番です。
ジェロナグラ大学の学食でも、頻繁にこのビーツが付いてきます。
ただ、私は、ジェロナグラのどこのスーパーでもこのビーツを見かけたことがありませんでした。
見ても目に入らなかったのかわかりませんが。
それが先日、ビーツを初めて札幌のスーパーで発見しました。
ポーランドと似た冷涼な気候の北海道なのですが、そんな札幌でもビーツは普通の陳列棚にのってはいません。
私が買ったのは「ご近所野菜」というコーナーです。
近所の農家の人や菜園でこじんまり作っている人が、市場の流通ルートにのせずに販売しているコーナーです。
土臭いという人もいて日本では、流通ルートの確立した野菜とみられていないのかもしれません。
でも、懐かしさもあり、早速買い求め調理しました。
スープの色は一晩おいたらもっと赤くなりました。
結構甘くてみずみずしいので食べ応えあります。
赤い色どりも食卓に映えます。
体も温まりこれからの季節にはぴったりです。
これからも見かけたら積極的に購入して料理に挑戦しようかと思います。
学食のつけあわせ野菜は3種の内から2種を選ぶのですが、ビーツは定番です。
赤いボルシチ(Barszcz Czerwony)
ビーツの赤いスープとヨーグルトを混ぜた冷製スープです
学食のトレイが小さくいつもスープをこぼしてしまいます。だんだんと慣れては来ましたが。