ポーランドから贈り物をいただきました。
手作りのお酒です。
いろいろな果実酒、薬草酒、自家製ワインまであります。
たぶん、日本と法律が違うのでしょう。
日本で、焼酎に梅酒をつくる感じで「ぶどう」を漬け込んだら酒税法違反になりますし、もちろん免許がなければ自家製でも「ワイン」は作れません。
ただ、ポーランドから持ち込むにも輸入通関で「酒税」が掛かるためFedExとの連携が必要でした。
自家製の為、アルコールの度数と分量が解らないので確認してほしいとのこと。
VODKAベースで日本ホワイトリカーと呼ばれる焼酎は35度程度ですが、なんと35度から88度のVODKAを使っているとのこと。
また、珍しい蜂蜜を発酵した「はちみつ酒」もいただきました。
これらのお酒の度数を確認して、若干の酒税を払わなければならなかったのですが、額が少額であった為FedExで払ってくれました。
NALEWKA
ARONIA VODKA 2014
2014とあるので、2014年製造のお酒でしょう。
飲んだらこれが一番アルコール度数が高そうでした。
ただ、7年間も熟成してあるので味も一番まろやかで芳醇な香りです。
一番のお気に入り。
NALEWKAはチンキのこと。ハーブをアルコールにつけて成分を抽出したもので高アルコール度なので保存もきくようです。
Ziolowa
このziolowaもハーブの事です。
つまりこれもハーブ酒。
どんなハーブを使っているかは秘密のようです。
それぞれで独自のレシピがあるのでしょう。
これが一番薬草酒っぽい味でした。
お屠蘇の薬草をウオッカにつけたようなものです。
健康には一番良いのかもしてません。
NALEWA CZERWONA PORZECZKA
RED CURRANT VODKA
赤い実をつけた薬草酒です。
ポーランドでは、いろいろな果実をウオッカにつけて果実酒を楽しんでいるようです。
MEAD TRIJNIAK
蜂蜜1:水2の割合で発酵させ熟成した「はちみつ酒」アルコール度は13%くらい。ポーランドではワインより人気です。もともとは、木のくぼみに溜まって自然発酵した蜂蜜酒を原始人が発見したという話があるほど、古くからの歴史を持つ飲み物です。
帰国時に生徒から3種の「はちみつ酒」をいただいたのですが、こちらは自家製です。
蜂蜜を発酵させてアルコールを作るのですから技術と経験がかなりいると思うのですが、こんなものも各家庭でつくるようです。
酒税法に縛られた日本には失われた文化ですね。
PLUM VODKA
この味が一番飲み慣れています。
ウオッカでつくった梅酒です。
勿論、日本のリカーベースよりアルコール度が高い上、
砂糖をあまり使っていないので、パンチが効いています。
WINO WINOGRONOWE
GRAPE WINE
こちらも自家製ワイン。
たぶんブドウを買ってきてつくるのか、もしかしたら農園でも持っていて
自分の庭にできたブドウから作っているのかもしれません。
瓶はポーランドで良く見かけるビールの瓶です。
ポーランドにいた時はこのビールをよく飲んでいました。
そして空き瓶は冷蔵庫にいれて水を冷やすのに重宝したものです。