2つの世界大戦の間で ポーランドの 独立記念日(11月11日)
18世紀にポーランドは「ロシア」「プロイセン」「オーストリア」の強大国に領土を奪われていきました。1772年、1793年、1795年の3度にわたる分割でポーランド王国は消滅し、世界地図の上から消えてしまいました。
その後
第一次世界大戦のさなかの1917年、ロシアでは革命が起き、またドイツとオーストリアが第一次世界大戦に敗れたため、これらの国の支配からのがれたポーランドは一九一八年に念願の独立を果たしました。
その時の国家主席が「ピウスツキ」
彼と弟は独立前にロシアに捉えられシベリアに送られたのですが、弟はサハリンを経て北海道に上陸。
アイヌ人と結婚して、今、日本には彼の孫が住んでいます。
そんなことから北海道に縁があり札幌には「北海道ポーランド文化協会」も設立されています。
札幌は、日本の中で最も文化的にポーランドにつながりの深い街と言われています。
11月11日
1918年のこの日、ポーランド共和国が独立しました。
社会主義時代には記念日としては廃止されていた(ロシアからの独立のため)が、民主化後復活した。2018年はちょうどポーランド独立の100周年にあたります。
通常の年であれば、大学は休校ではないとのことでしたが、2018年11月11日は大学は休校。
校舎に鍵が掛かっていて、事務局の入っているビルも誰もいませんでした。
結局この日は教室に入れないので、日本語教室は休講としました。
ジェロナグラのPOLPORAというブランドの時計です。
独立100年を記念して発売されました。
1918年の年号がデザインになっていて、
ポーランド国旗の赤と白もさりげなくデザイン化されています。
国旗は上が白、下が赤の紅白旗。
13世紀ごろから白いワシと赤い盾がポーランド王国のシンボルでしたが、1918年の独立の時にその白と赤がポーランドの国旗に採用されました。
国歌
ポーランドの国歌は「ドンブロフスキのマズルカ」この歌は大事ぽーらんどぶんかつによって共和国がすべての領土を失った時ドンブロフスキ将軍の率いる亡命ポーランド人部隊の軍歌として書かれたものが第一次世界大戦後にポーランド国歌として定着したものです。
mazurkaはポロネーズと並ぶポーランドの代表的民族舞踊ですが、ポロネーズがテンポがゆったりとして優雅なのに対しマズルカは旋回の激しい舞曲です。
このCDもポーランドの独立100周年を記念して発売されたものです。