ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

イヲーバの公園 ポーランド、ジェロナグラの南方の街です

ポーランドには有名な日本庭園が何か所かあります。

ワルシャワクラクフヴロツワフ

そんななかこの

イヲーバの日本庭園はほとんど知られていません。

でもイヲーバの日本庭園は、ヨーロッパで一番古い日本庭園です。

 

まず、バス停をおりて、街の観光案内表示をみたら、奇妙なものがありました。

なんと、「鳥居」の写真です。

 

行ってみると広大なイギリス式庭園の一角に日本式庭園が。

小川をまたいで朱塗りの木橋(太鼓橋)と「鳥居」まであります。

 

この庭園は、領主の館の裏側、南側に位置しています。

 領主は邸宅の裏玄関からでると小さな石橋を渡り、日本庭園の池をめぐる周回路をとおり日本式の朱塗りの太鼓橋を渡り鳥居をくぐり、広大な庭園に出るわけです。

 

つまり、領主が心を休める為に最初にめぐるのが日本式庭園。

 

そばの小川には小さな堰を設け、軽やかな水音も響いています。

やはり、日本庭園には水音が似あいます。

 

 このせせらぎも、手前に堰を設け、ここだけ大き目の岩を配置し「日本の渓流」の様子を良く表しています。

日本では普通に見られるせせらぎですが、平野の国ポーランドではなかなかこのよう小川は見ることができません。

 

池には中島もあり、よく見ると足元には苔も。

 

ただ、やはり、日本庭園の手入れの方法が長い月日で継承されなかったのでしょう。

羊歯も伸び放題、樹木の剪定もされていません。

 

基本の様式は日本庭園ですが、野放図の様子。

規模はこじんまりしています。

 

誰か、日本の剪定技術を持った方がボランティアで3か月ぐらいみっちり剪定すれば素晴らしい庭園になると思うのですが。

 

どちらかの組織で派遣していただけないでしょうか?

 

日本ポーランド双方の文化交流の一環として、農業高校の高校生か農業大学の大学生の夏期活動でもいいかともおもいます。

 

ベルリンからなら車で3時間くらい。ジェロナグラから電車で一時間あまり。

駅から歩いて3分で公園の端に付きます。

 

宿泊は素敵な「レジデンス・ホテル」

最高の研修旅行ですよ。

 

ここは結婚式の写真を撮るのに絶好の場所のようです。

朱塗りの木橋の上でカップルが記念写真を撮っています

 

 

The Japanese garden

The Japanese garden は「Freidrich von Hochberg」によって生み出された。

It was the first,true Japanese garden in Europe.

庭園は宮殿の南側に位置しています。

そして「チェルナ マワ 川」がこの庭園の主要部を流れています。

公園には、5つの小島のある変わった形の池があります。

その池には「Diana and Venus」の小さなお寺やあずまや、石塔、太鼓橋などがしつらえています。

 (「Diana and Venus」の小さなお寺?これは、天照大神の為のお宮のことかもしれません)