CAMPUS B の図書館
教室からみたキャンパスBです。
ここは214号教室。
ヨーロッパ式なので3階です。
正面の白い建物が事務局の入っている本校舎、
左の濃いグレーの建物が図書館です。
図書館はとても静か。学生もほとんどいません。日本の大学のようです。
「ここにだけ冷房が入っている」
これが、図書館の最大の利点です。
なんと、他のどの教室にも冷房設備がないのです。
ポーランドが涼しいといっても、さすがに6月に入るとかなり暑い日があります。
授業が4時からなので私はまだ救われるのですが、それでも、暑い日はアパートを早めに抜け出し、ここに避難します。
ただ、6月の15日過ぎには学校も休校になるので冷房については微妙なところでしょうか。
10月に初めて大学に来た時、まずこの図書館を見に来ました。
前任の方から、とても居心地の良い場所と聞いていましたから。
そして、まずコンピューター検索で「日本関連」の本を検索。
なんと、3冊しかありません。
日本語教室が開講されているのに、日本・・の本がたった3冊???
検索はできたのですが、初めての図書館では書籍の分類もわかりません。
そこで司書の方に案内してもらい、その3冊を探してもらいました。
司書の方も、40歳を過ぎると英語は怪しい。
2000年ごろに中学生であれば、英語。
その前ならロシア語。
英語よりドイツ語のほうがポピュラー。
そんな感じでしょうか。
探し当てた本で、まともな本は1冊だけ。
あとの2冊はローマ字とポーランド語の小さな古ぼけた辞書。
1冊の本は「歌舞伎」「能」などの日本文化を英語で説明してある本でした。
でも、ある意味、専門的すぎてわかりませんでした。
ただ、その時案内してくれた司書の女性。
はじめて話したポーランド女性ですが、
なんと学生の時、大学の「日本語講座」を受講していたとのこと。
数年前の話なので、その時の先生の名前ももちろん覚えていましたし、カタコトの日本語も。
感激です。思わず握手。手を握り締めてしまいました。