ジェロナグラ大学 日本語講座 お箸の使い方を教えました
1週間の7クラスのうち、入門クラス4クラスで「割り箸」の使い方を教えました。
紙袋に入った割り箸をひとり一膳ずつ配ったら、みんな大喜び。
もしかしたら、割り箸を見たことがないのかもしれません。
お箸はみんな知っていましたが(chopsticksと口々に言っています)
お寿司屋さんに行けばありますが、お寿司は学生にはちょっと高すぎます。
ほとんどの学生は行ったことがないようです。
こちらのお寿司はパーティーのオードブルのような感じで
一皿4000円はします。飲み物と少し他の物を頼んだら7,8000円。
2,3人で行くにしても高すぎます。
裏返したり、箸を紙袋から出したりしまったり。
そのうち、生徒のひとりから質問です。
「おてもと」は何ですか?
??? 紙袋に書いてあります。 ???
いまは、便利な時代です。わからなければ、即スマホ検索。
一番簡単な答え。「お箸のことです」これで、逃げました。
教えたこと
①橋と箸のアクセントの違い
②割るという動詞 ついでに割り算、掛け算、足し算、引き算。
さて、つぎは実技です。まず、割ってみせます。
みんな、コワゴワと力を入れています。
なかには、割り口の反対から割ろうとする人も。
無事に箸も割れ、次は持ち方。手本を見せ、それから一人ひとり個別指導。
以外と簡単に覚えてくれました。若い人は柔軟です。
翌週、マメでも使って試験をしようかと思いましたが、やめておきます。
マメが飛び散って掃除がたいへんになると困りますから。