ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

ジェロナグラ 乗っていたバスが交通事故を起こしました。負傷者1名

ジェロナグラの MZK 市内バスは新しい車両が多く、運転もやさしく安心して乗っていられます。女性の運転手もよく見かけます。

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それに対し、遠距離バスのPKSは車両も古く、運転もちょっと荒い、そんな感じでした。

このここ1か月の間、バス旅行が多く、先週も何となく不安で長距離バスの座席のシートベルトを締めていました。

周りにはシートベルトを締めている人は誰もいません。

 

今日は月曜日、学校の始まる日です。

学校に行く前に、5つ先の停留所woiska polskiegoで降りて、バス停のそばにあるいつものパン屋さんでパンを買ってから、学校に行くつもりでした。

普段は一番広い真ん中の入り口から乗り、前のほうに座るのですが、今日はなんとなく、後ろの入り口から乗り中ほどに座りました。

バスに乗った時、今日の運転手、ちょっと運転が荒いなあと感じました。

この街ではほとんどの交差点がロータリー式なのですが、旋回もちょっと荒く、座ろうとした人がちょっとよろけて私にカバンが当たり「Przepraszam」。

停留所に止まり、20mくらい走ったかと思ったら、急ブレーキ。さらにもう一度目いっぱいブレーキを踏みこむ。

切符を買おうとしていた女性が最初のブレーキでバランスを崩し、次のブレーキでバスの中央部から、前面に向かってすごい勢いで飛んでいきました。

ビックリしました。確かに、スピードは遅いとはいえ乗っている人間もバスと同じ速度で移動しているわけですから、バスが急ブレーキをかければ、中にいる人間は、慣性で飛んでしまいます。前面にぶつかった衝撃で鼻血を出しています。

携帯電話で救急車を呼んでいるようですが、救急車が来たのは、30分くらいたってから。

まあ、大きなけがでなかったのが不幸中の幸いでした。

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第一原因は、スーパーの駐車場から出ようとした車が無理な割り込みをした形になり、バスが急ブレーキを踏まざる得なかったものです。

 

でも、乗っていた私の感覚では、バスも、アクセルの踏み込みが荒かったように思います。アクセルを踏み込んでいたからブレーキ対応が遅れた、そんな感じです。

ちょっとした、気持ちの荒さが事故になったのかな?と思いました。

 

ポーランドでも日本でも、乗客はバスが急ブレーキを踏むことを予想せずに乗っています。

今日の事故をみて、つくづく思いました。

バスに乗ったら、座席に座るべきです。

少し混んでいると、ついつい座るのが面倒で立っていることが多かったのですが、「万が一」は、いつあるかわかりません。

 

特に旅先ではいつも以上の注意が必要です。