ポーランド西部、ドイツ国境の街ジェロナグラ

ジェロナグラでの日本語教師生活日記、近郊の街、おいしい食べ物 ポーランドの文化 気がついたこと徒然なるままに。

ジェロナグラ 芸術系パフォーマンス

今日はバスでボレスワビエツ、有名な「陶器の街」にバス旅行。

 

発車まで2時間半もあったので食事をして、街の中心の公園の脇で

kindleリーダーで本を読んでいました。

 

海外生活にこのkindleは、欠かせません。ポーランドに出発する直前にそれまでの、「amazonPRIME」から「unlimited読み放題」に加入しました。

海外では何かにつけ待ち時間が増えます。何をするのも早めの行動。十分な余裕を持たなくては。

結果、待ち時間が。

 

 

そんななか、 

しばらくすると、目の前の歩行者道路に人だかりが。

向かいの芸術学校の生徒がパフォーマンスをするようです。

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気が付くと道路に100個以上もカップが並べてあります。

椅子が等間隔に6脚置いてあります。

 

見ていると、生徒の膝と肩に板をわたし、他の生徒が次々と板の上にカップを置き始めました。

しばらくすると、

突然一人の生徒が立ち上がります。 

当然、間に渡した板は落ち、路上にカップが・・・・。

「パリーン」路上にカップの割れる音が響き渡ります。

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「HAPPNING」という題のパフォーマンスです。

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たぶん誰でも、今までに陶器を手から滑らせ割ってしまったことがあると思います。

陶器は割れたらおしまい。そんな気持ちが心のどこかに残っています。だから、陶器やガラスの割れる音はほかの音と違い心に刺さります。

とても甲高いきれいな音。

でも、こころの奥に刺さる強い音です。

 

陶器を自分の意思で割るなんてタブーを犯すようでなかなかできません。

そんなところにも意味があるのでしょうか?

 

看板には「HAPPNING」「私はあなたと一緒にすべてが欲しい」(google翻訳)??

こういう翻訳は機械では無理ですね。

 

陶器の街にいく直前にこのパフォーマンスみるとは。ちょっと不思議な気持ちです。