ポーランド ジェロナグラ 日曜日の過ごし方
この街に住み始めたころ、不思議だったことは、日曜日に町中に人があまりいないこと。
街のメイン広場にも、中心地の停留所付近にも、素敵なヨーロッパらしい町並みの通りにも人がいないのです。写真をとっても、建物ばかり、人が写りません。
それが、冬にむかい寒くなるとますます閑散としてきます。
土曜日も、午後になると同じようなかんじ。
だんだん理由がわかってきました。なんと日曜日、一部の飲食店(カフェ等)コンビニ以外を除き、ほとんどの店が閉まっています。なんと、スーパーでさえも休業。
商店のドアの営業時間を見ると、日曜日どころか土曜日も14時までの営業です。
便利に使っているバスも、相当の間引き運転。
遠方に行ったら帰りのバスの待ち時間が長すぎます。
生徒の聞いたら、買い物は平日、会社や授業が終わってから行くそうです。
夏場はスーパーは8時半まで営業しています。だから、日本のように残業なんて考えられないと話しています。
つまり、日曜日は遠出をしようにも足がなく、おいしい店も閉まっているということです。
そこで、冬に向かって運動不足の解消のため「日曜日はプール」に行くことにしました。
これが、すこぶるたのしい。
目の前の停留所から17番バスに乗り、街の中心地を抜け、鉄道の反対側に向かうとおおきな室内プールがあります。
競泳用の25mプールと、流れるプール、子供専用プール、更にウォーターシューターも5本。2本はポーランド最大最長規模だそうです。
それに、ジャグジーも4つ。
25mプールは手前は水深1.2mなのですが向こう側はなんと1.8m。足がつきません。そんな、プールは小学校の屋外プール以来です。
帰りのバスは、1時間に一本ですが、時間がわかっているのでなんの問題もありません。
月曜、火曜、水曜は授業。午前中はその準備もあるし、のんびりできません。木曜日も疲れてぐったり。そんななか、日曜日のプールがリフレッシュに一番です。
料金 2時間 15ズォテイ(450円)
また、ここの中2階にはレストランもあります。そして市内ではめずらしく、日曜日もオープンしています。
ジャグジー、プールの後に食事をしてのんびり半日過ごし、気分もリフレッシュ。
さて、人はどこにいるか・・・・・教会です。アパートの前に教会があるのですが、日曜日の礼拝が11時、14時、16時、18時、20時と5回も。
200人は入れるのですが、毎回満席。
さすが、ローマ法王を出し、カトリック教徒の信仰が深いといわれるポーランドです。