Photon Robot (Chapter 4-8)
これが Chapter 4-8 の問題です。
FUNCTION 1 を使い、PROGRAM を作成し、ロボットをクッキーのところまでたどり着かせる。
これが最初に行き詰ったステージです。
プログラムを作成しましたが、どうしてもうまくいきません。Then at the end you should add one function "Drive forward".
ポーランドからの返答なので7時間か8時間の「時差」があり、メールを送った時間が向こうの深夜でしたが、朝いちばんに返信をいただきました。
Photon ポーランド製のロボットです
最近、テレビなどで「シニア向けの脳活プログラム」のCMをよく見ます。
高級知恵の輪、数字パズル、楽器演奏、等 多種多様ですが、
私は、この「Photon」にはまっています。
Photonとは
Photon はポーランドのビャウィストクという街で生まれたロボットです。ビャウィストクは私のいたZIERONA GORAと全く反対方向の東北部の都市で、ベレルーシやリトアニア、ロシアとの国境の街です。
ポドラシュ県の県都、ポーランド北東部最大の都市で人口は29万人
ちょうど、ZIERONA GORAとドイツ国境、ビャウィストクとベラルーシ国境の距離が同じくらいな感覚でしょうか。
ZIERONA GORA大学の学生を見ると、の日本語講座の受講生にコンピューター専攻の学生が目立ちました。IT 関連の優秀な人材がそろっているのかもしれません。
PHOTONのケース
箱の正面には「The world’s First Robot That develops with kids!」と書かれていて
「Kid's aged 5 to 99」とうたわれています。
更に、裏側にはさまざまな人種の子供たちの似顔絵に混じって、頭の薄いひげを生やした老人の似顔絵まで親切に描かれています。
間違いなくこのロボットの対象は5歳から99歳までです。
このロボットにはさまざまな機能が盛り込まれています。
①LED EARS &EYES
②SOUND SENSOR
③CONTRAST SENSOR
④TOUCH SENSOR
⑤LIGHT SENSOR
⑥OBJECT SENSOR
⑦PROXIMITY SENSOR
⑧LINE FOLLOWER SYSTEM
⑨INTER ROBOT COMMUNICATION
⑩ANGLE MEASUREMENT
⑪DISTANCE MEASUREMENT
⑫SOUND RECORDIND
⑬SPEAKER
これらを全て駆使できれば相当複雑な動きもプログラミングできます。
ステージをクリアーしていくごとに新しい機能が使えるようになるというシステムなので、まだ一部分の青字の機能しか確認できていません。
例えばTOUCH SENSORはLEGOのEV3のタッチセンサーがセンサーを押すことで感知する方式であった為、同じものだと思いロボットの頭を押し付けたり叩いたりしてみたのですが全く反応しません。
上から押し付けることで前輪に上方向からの圧が加わりタッチセンサーが反応しるのではと思った次第です。
よく考えたら、Photonは頭をしっかり触ることで電磁的に感応するもっと上品なシステムでした。
また、プログラミングは「The Photon Originals」のものと「Scratch」をはじめとした
「Commercial apprication integrations」のどちらも使用できます。
私は、今「Photon Robot」のアプリから始めています。
実はこのロボット、けがで入院中に偶然Facebookで知りました。
さらに、ポーランドに行った経験がなければ目に入らなかったと思います。
ポーランドに行くまえはポーランドの知識は全くと言っていいほどありませんでしたし、ヨーロッパの発展途上国くらいの感覚で、ポーランドの工業製品に対する信頼度もありませんでした。
しかし、行ってビックリ。民度は高いし、非常に信頼できる気質を持つ人たちでした。
ですから、ポーランド企業の開発したロボットを安心して購入したわけです。
また、プログラムについての解決に行き詰った場合、メールで照会すれば解決策を個別に教えてくれます。
ポーランドからのメールなので、時差があり時間によっては即回答が送られてくる状態ではありませんが、ここは仕方のないところです。
また、解答のプログラムを教えてくれるわけではありません。
ヒントをくれるだけです。
考え抜くことに徹底しているのです。
これから、このロボットプログラミングシステムを使ってプログラミングの勉強を進めて行こうと思います。
すしと天ぷらとどちらのほうがおいしいですか。
Which is good,Susi or Tenpura
「げんき」第10課の問題に「すしと天ぷらとどちらがおいしいですか」
というセンテンスがありました。
私は「すし」も「天ぷら」も美味しいです!!
ただ、「すし」という単語にはちょっと抵抗感があります。
料理としての「すし」は呼ぶときには「お寿司」ではないでしょうか。
天ぷらについては「お天ぷら」という人もいますが、私はケースバイケース。
でも、「お寿司」と言ったら、「お天ぷら」と言った方が、韻を踏んでいて?言いやすいかもしれません。
外国人に日本語を教える場合、最初から「お寿司」と教えたほうが良い様に思います。
今、ポーランドの女子高生にZOOMで教えていますが、
日本に来て、「食事に行こうか。お寿司とお天ぷらとどっちがいい?」と聞いたら
その返事が「寿司がいいです」では、ちょっと問題です。
とくに、女性の場合には、外国人であっても女性らしい言葉使いを覚える必要があります。
ちなみに、このお寿司は「房州寿司」です。
房総半島南端の地域のお寿司で「しゃり」が大きのが特徴です。
漁師町なので、江戸前の上品なお寿司では食べた気がしないというところですか。
昔はもっともっと大きくて、器からはみ出ていました。
中田敦彦さんのYouTube「育ちのいい人だけが知っている②話し方」に
①「お」をつける言葉・・・決めた言葉には絶対「お」をつけるというのがありました。
絶対につける大事な言葉
* 箸
* 料理
* 風呂
* 化粧
それプラス「食べ物」
お味噌、お砂糖、お塩、お米、お蕎麦、
このグループに「お寿司」「お天ぷら」が入ってきます。
中田さんは「おうどん」も入れていますが、ここは私の限界。
「おうどんとは言いません」
韻を踏んでいても「お蕎麦にする、それとも、うどん?」
関東人と、関西人の「うどん」に対する思い入れの違いかもしれません。
関西人にとっては「うどん」は絶対「おうどん」なのでしょう。
【育ちがいい人だけが知っていること②】品がにじみ出る話し方と見た目とは?(Etiquette Habits Only Well-Mannered People Know)
こちらはポーランドのZIERONA GORA のお寿司です。
すべて巻物、キュウリで巻いたお寿司もあります。
また、上の写真はわかりにくいのですが、海苔巻きを天ぷら粉をつけて揚げたものです。この巻物は結構いけました。
こちらは、新潟駅の付近のお寿司屋さんです。典型的な江戸前寿司でしょうか。
「ポロクル」札幌のシェアサイクルシステム
ジェロナグラのシェアサイクルシステムは素晴らしいものですが、札幌にも同じようなシェアサイクル「ポロクル」があります。
大通りを中心とする地域を中心に街めぐりにとても便利です。
"Porocle"is a convenient sahre cycle system.
With about 50ports in the city,
the bikes can be rented and returned wherever suits you.
Get around with ease on an e-bike.
さらに電動アシストまで付いています。
料金は1日パスで1500円。
観光案内所やホテルでICカードを購入して借りることができます。
これに対し観光客ではなく地元向けの月額会員の制度もあり、こちらは料金が月々2000円。
北海道大学の構内やサッポロビール園北海道神宮、札幌市場外市場などにもポートがあり、観光客の使用を考えているようですが、ポートの集中している大通地区では、ビジネスマンの使用が目につきます。
法人プランの月額料金4000円。延長料金なしとなっていますが月額制の場合60分を越えた場合100円/30分の追加料金がかかります。
ポーランドと比較し、料金はまったく水準が違います。200万都市の札幌と14万のジェロナグラですが、自転車の台数、ポートの数の多寡。比較になりません。
シェアサイクルが市民の足として定着している国と、これから模索しようとしている国との差でしょうか。
ちなみに札幌のポロクルは10月31日まで、ポーランドも冬場はありません。
動詞の活用表 日本語の教え方
日本語を教えて、一番の障壁は動詞活用のte-formかと思います。
大学で日本語を教えた時、前年度te-formの前の単元(GENKI5課)まで履修した学生に
te-formを教えたら、完全にパニックになりました。
学生より教えている私自身が。
te-formの活用は多岐にわたるため、日本語学校で勉強したときには、te-formの歌まであって、歌の歌詞にして覚えればよいとも教わりましたが、個人的にはその方法はいただけません。
自分が音痴なこともありますが、社会人の学生にそんな方法で教えるのは気が引けます。
動詞の活用なんて日本人はどのようにして覚えたか、自分のことを思い返してみました。
当然、活用なんて考えたこともありません。
もしかしたら、小学校の時ならったかもしれませんが全く記憶にありません。
動詞活用の記憶は古文文法。
その方法が、日本語を教えるのに一番使いやすいかと思いつきました。
㈠ まず、動詞の辞書形 これは辞書で調べた時に載っている形なので基本です。
㈡ 次に、否定形 聞く→聞かない ここで「か-き-く-け-こ」に導入。
聞く→聞かない→「かきくけこ」
これを暗唱させます。
これをどんどん発展させ、動詞の6つの活用を覚えてもらいます。
私の生徒はポーランドの高校2年生。
日本語を勉強してまだ1年目です。
第一回目に 聞く→聞かない「かきくけこ」
話す→話さない「さしすせそ」から
言う→言わない「わいうえを」
泳ぐ→泳がない「がぎぐげご」
呼ぶ→呼ばない「ばびぶべぼ」
これを表を見ながら学習。
言う→言わない「わいうえを」
が、ちょっと引っ掛かり、死ぬ→死なないにちょっと抵抗感がありそうな雰囲気。
このぬの段、もっと良い言葉がないのでしょうか?
でも、2回目には、ここまで表を見ずにすっかりマスターしました。
これをマスターすれば、日本語の動詞活用の基本の50音をマスターできます。
文法が単なる知識ではなく、話すときの語感に繋がるように思っています。
靴下をはかない男が今、靴下をはく理由
テレビを見ていたら、石田純一が出ていました。
番組のテーマは新型コロナの後遺症のこと。
靴下をはかないと豪語していた彼は、コロナ以降、寝るときに靴下をはいているそうです。
その靴下が、「弾性ストッキング」
これは、弾力性をもってふくらはぎを締め付ける特殊なストッキングです。
これをつけていると、下肢の静脈還流を改善できます。
下肢静脈瘤のうっ血症改善。
実は、これ血栓症の予防になります。
コロナで怖い血栓症。高齢者になるとその危険は増すようです。
彼はその予防のためにつけているようです。
実は私も1年半前から愛用しています。
ポーランドに行ったとき、成田からワルシャワまではドーハ経由の11時間+5時間の長い旅でした。
さらに、札幌-東京の2時間の飛行機も加わります。
札幌出発から到着まで、搭乗時間だけで18時間。待ち時間も加味すると相当の時間です。
ようやくホテルについてついて休んでいたら、左ひじが腫れています。
父親も良く同じ様に腫れを起こしていたので、遺伝かなと思っていました。
ところが、さらに翌日ワルシャワからジェロナグラまで直行列車で8時間。
5日くらいしたら、右足がどんどん腫れてきました。
歩けないほどです。
どうもエコノミー症候群らしい。
3か月くらい悩みました。
その時、いろいろ試した中で効果があったと思われるのが、この弾性ストッキング、とプールです。
この弾性ストッキングを購入するため、まず薬局に行きましたが売っていません。
薬局はコンビニより数が多いのですが、日本のドラッグストアーと違い主に薬だけの販売で医療用の品は特別の販売店があるようです。
その場所は聞いたのですが、ふと思いついたのが、スポーツショップ。
街の中心に大きなショップがあります。
早速行ったところ、スポーツ用のストッキングがありました。
つま先までのものとフクラハギだけのもの、2点購入。
そうとう使い込んでしまいましたが、今でも足がむくんだ時、長く歩くときなどに重宝しています。
また、特に高齢の方は、海外旅行に行かれる際にあらかじめ準備しておいた方が良いかもしれません。
金継にチャレンジ 初恋のきた道のシーンから
初恋の来た道という中国映画の1シーンに、器修理のおじいさんが村々を回り壊れた陶器の器を修理するシーンがあります。
その時交わされる会話がこんなセリフです。
これじゃ、直すより買った方が安いよ
金はちゃんと払うよ
先祖代々の椀?
いいや
誰かの形見?
ある人が使ったんだ。
誰だい?
実を言うと娘のためなんだ
使った人が娘の心をもっていった。
椀だけでも残してやりたい。
そういうことなら、しっかり修理しよう。
瀬戸物の修理はいらんかね。
このシーンがなぜか心に残っていました。
歳をとるとお金で買えるものより、自分が古くから使っていたものが大切になります。そんなものが家にもいくつかあります。
例えば、島崎藤村の「夜明け前」の原稿の石碑から転写したもの。
その石碑は信州のどこかの駅のそばにあるらしいのですが、だれかが家内の父親にプレゼントし長く実家の廊下に飾ってものです。
形見分けのような形で今私の家にあるのですが、それを見ると、家内の家の暗い廊下が思い出され、みんなが元気だったころを懐かしく思い出します。
あるいは、陶器のフクスケの貯金箱。
私が幼稚園の頃使っていたものですが、いつの間にか陶器の角が割れてしまっています。角が割れているだけなので、捨てられずになんとか家の片隅にほおってありました。
陶器は今までは、割れたら、使えないので捨てていました。
でも、この映画のシーンを見た時、「直して使う」という発想に立ち返りました。
調べてみると、日本には「金継」という漆を使った修理方法があるとのこと。
札幌でも教室があるそうですが、このコロナで教室もやっていないようです。
さらに、それ以前に最近評判で、新規の生徒を募集していなかったようです。
そこで、本やネット、YouTubeで調べて独学で勉強してみようと思います。
また、ポーランドで美術学校の学生が、パフォーマンスで陶器のカップを割っていました。
相当の数のカップで、割れたカップはそのままゴミとして捨てられたのでしょうが、金継の技術があれば、復元できます。
それをポーランドの学生が美しいと感じるかどうかはわかりませんが、機会があれば、習字、生け花やお茶以外の日本の文化として伝えることができればうれしいとも思っています。